2021年10月1日 1969年にアーメダバードで制作された音源と、1979年のE.A.T.コンサートの録音を、2枚組のLP《Monobirds: From Ahmedabad to Xenon》と長編ブックレット「When David Tudor Went Disco」 としてデンマークのレーベルTOPOSからリリースする。
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日付:2021年10月1日
小咄:
2017年ごろ、サウンド・アーティストのヤコブ・キルケゴールが1979年のコンサートの録音をジュリー・マーティンの自宅で発掘する。同じカセットをゲッティー・センターのチュードア・アーカイブですでに発掘していた中井が分析したところ、この演奏の音源がチュードアのインド滞在にまで遡れることが判明する。そこで、ジュリーを入れて三人で、この録音をリリースすることに決める。アーメダバードで録音された《Monobird》音源と、その録音を入力音源としたXenonのパフォーマンスの録音を2枚のLPレコードにまとめ、それらの関係と歴史を分析する中井による20ページの長編論考《When David Tudor Went Disco》をセットにして、キルケゴールが主催するデンマークのTOPOSからリリースした。そのうち1セットはアーメダバードにも送られ、オリジナルのリールテープと五十年ぶりの再会を果たし、国立デザイン研究所のアーカイブにともに納められる。
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